再当選を果たしたガブリエル党首
ジグマー・ガブリエルSPD党首にとって、最高の日だった。5日、ベルリンで開催された党大会での演説後、5分間も続いたスタンディングオベーション。その後の、満足のいく結果。91.6%の党代表者が、ガブリエルを党首として再選したのだった。
ガブリエル党首は、演説の中で2013年の首相候補についての討論から離れるよう、呼びかけた。2012年の終わりか2013年の初めに提案するつもりである。その時は、他の誰でもなく、党が決定することを保証した。
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Center for American Progress Action FundSPDの展望
ガブリエル党首は、党内左派と若い党員(Jusos)の要求に反対した。彼らは、党が予定している税金の構想よりも、より税率を上げることを求めている。党の構想は、42%から49%への最高税率の引き上げであるが、左派とJusosは、150.000ユーロ以上(独身)の収入に対し、52%の最高税率を望んでいる。
2年前の連邦議会選での敗北から、SPDは再び権力の座に就ける状態である。
「団結と協力がわれわれを強くした。だが、大連立を組むつもりはない。148歳の政党は、ジュニアパートナーではありえない。政府を率いるのである。」
と、ガブリエル党首は、長い伝統に目を向け語った。
トルコ系議員が副党首に
副党首と党執行部も新しく決定された。党執行部は縮小され、45代表者から35代表者になる。副党首には、はじめてトルコ系のアイダン・エツォグツ(86.6%)が指導的な地位にのぼった。
今までの4人の代理人、オラフ・ショルツ(84.9%)、ハンネローレ・クラフト(97.2%)、クラウス・ヴォーヴェライト(87.9%)、マヌエラ・シュヴェジッヒ(82.9%)は、留任した。
シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/deutschland/0,1518,801746,00.html