中学校の修学旅行生の複数人が食中毒に
京都府京都市が、市内にある「ホテル杉長」で食中毒が発生したことを6月13日に発表している。
6月9日、同ホテルから「6月6日から6月8日にかけて宿泊した船橋市立中学校の修学旅行生の複数人が、6月8日の昼ごろから腹痛の症状を呈している」といった旨、京都市保健所に連絡が入った。
同保健所の調査の結果、発症者の共通食が同ホテルで提供されたものであるほか、発症者7人の便からウエルシュ菌が検出されたことが分かり、6月13日に食中毒と断定した。
6月13日から6月15日まで営業停止を命令
京都市保健所は同事案の発生を受けて「ホテル杉長」の調理室に対し、食品衛生法第6条第3号に基づき、6月13日から6月15日まで営業停止を命令。
被害の拡大および再発防止に向けて、調理室の清掃や消毒の徹底を指導するほか、食中毒予防に関する再教育を行うとしている。
(画像はunsplashより)

京都市 プレスリリース
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