地域住民の健康・医療・福祉・食育に貢献
公益社団法人三重県栄養士会(以下、栄養士会)と学校法人鈴鹿医療科学大学(以下、大学)は2022年7月5日、連携・協力に関する包括協定を締結し調印式を行った。
この包括協定は栄養士会と大学が、医療栄養学科の学生の育成および管理栄養士・栄養士の資質向上など双方の教育・研究活動の発展に寄与各々の資源を活用するものだ。
相互に連携と協力を深めることで、地域住民の健康・医療・福祉・食育に貢献する。
全国で初、災害支援車両の管理と運用も
両者は包括協定に基づき、「災害時等における施設利用の協力に関する覚書」および「災害支援車両の設置・管理に関する覚書」を交わしてており、災害支援車両の管理と運用を行う、全国で初の試みとなる。
三重県内で震度5強以上の地震や大規模災害等が発生し、栄養士会が被災により災害対策本部としての機能を果たせなくなった場合、大学の一部を利用して災害対策事業を実施する。
また、災害支援車両(JDA-DAT河村号)については、1台を大学千代崎キャンパス内に設置。
双方が同車両を活用することにより、平時は各都道府県栄養士会でのJDA-DAT活動や復興支援プロジェクトなどに利用し、災害時には災害支援車両として、スタッフの移動手段や特殊栄養食品等を被災者のもとへ届け、栄養面での支援を行う。
(画像は学校法人鈴鹿医療科学大学の公式サイトより)
鈴鹿医療科学大学のニュースリリース
https://www.suzuka-u.ac.jp/archives/15946