パナホーム ゴーベル インドネシア
シンガポールに拠点を置くパナホームアジアパシフィック株式会社は、インドネシアでのパートナー企業・ゴーベル インターナショナル株式会社と2016年5月16日、新会社設立における合意を行ったと発表した。
インドネシアの経済発展と住宅問題
新会社は「パナホーム ゴーベル インドネシア株式会社」。2016年7月の設立を予定している。今回の新会社設立は、ASEAN加盟国中最多の人口と、順調な経済発展を遂げているインドネシアでの住宅事業を展開するのが目的だ。
インドネシアの総人口は2.5億人、近年の裕福層の増加を踏まえると、年間の新設住宅着工数は日本の約2倍と予想されている。しかし現実には経済発展が技術には追いつかず、慢性的な住宅不足と住宅の品質に課題を持っている。
そこで同社が50年以上パートナー企業として家電・住宅設備製造・販売を手がけてきたゴーベル インターナショナルとともに、同国の住生活文化を取り入れながら住宅問題に取り組むことになった。
アジアでの市場拡大に向け
パナホームは2010年台湾、2012年マレーシア進出。2015年にはマレーシアのディベロッパーと新会社を設立している。今回ASEANの中核となるインドネシアでの展開に、アジアでの貢献と新たな市場拡大を狙う。
パナホーム株式会社のプレスリリース
http://www.panahome.jp/