万が一は誰にでもやって来る
介護コンサル事業を手がける株式会社アンサーブは、多発する介護中の事故に対処するための指南書「これならわかる スッキリ図解 介護事故・トラブル」を3月15日より発売した。
この本は、主に介護サービス事業の管理者や現場のリーダーを対象にまとめられている。介護現場では事故やトラブルが起こるリスクが高いのに、無防備ではないのかを危惧しての内容である。
監修の小林彰宏氏は公益社団法人日本介護福祉士会理事で、介護関連の事業を数多く手がけて介護現場を知り尽くした人物なので、現状もよく把握して網羅している。
内容紹介
第1章ではそんな介護業界が抱える事故やトラブルについて、第2章では過去の裁判例から、トラブルを防ぐポイントを説明している。
同書で紹介される事例は、誤嚥、入浴事故、感染症、送迎中の事故、虐待と身体拘束、紛失事故、利用者間のトラブル、食中毒、プライバシー問題など、現場で働くものにとっては日常的に接する可能性が高いことばかり。
第3章ではそれでも事故が起きた場合の対処方法を弁護士が解説している。そして第4章で介護現場にかかわる人にとって最低限必要な法の知識と考え方をわかりやすく教えてくれる。
最後に利用者や家族からのよくある相談についても述べてある。このように実際に起きた事故や知っておきたい法律知識などが豊富に掲載されていて、事業と職員を守るために是非とも備えておいて戴きたい1冊である(翔泳社発行 税抜き1980円)。
(画像はプレスリリースより)
プレスリリース 新書『これならわかる スッキリ図解 介護事故・トラブル』が発売!
https://www.value-press.com/pressrelease/158816