ロボットスーツHALなどを活用し、高齢化社会に対応
CYBERDYNE(サイバーダイン)は4月23日、神奈川県と医療イノベーション・新産業創出に関する覚書を締結した。
今後は重介護ゼロ社会の実現など、高齢化社会が抱える課題の解決を目指し、ロボットスーツHAL等の医療福祉機器を中心としたイノベーションや新産業の創出に取り組む。
締結式には、黒岩祐治神奈川知事とサイバーダインの山海代表取締役社長が出席。
黒岩神奈川知事は今回の覚書締結を機に
ME-BYO(未病)コンセプトと革新的ロボット技術の融合を進め、ヘルスケア・ニューフロンティアの実現を加速していきたいと思います。
(神奈川県ホームページより引用)
と述べた。
自治体と企業が協同で新産業の創出を目指す
具体的な連携事項は7点。1点目は、国家戦略特区や総合特区を活用したロボット医療・介護・福祉機器の普及活動。2点めは目指すベンチャー企業等との連携。
3点目は医療関連ベンチャービジネスの育成拠点であるサイバニクス・エクセレンス・ジャパンによる、イノベーションの実現。4点目は商標「ME-BYO」使用許諾第1号「湘南ロボケアセンター」での取り組み。
5点目は最新のロボット技術と「未病」コンセプトを融合させた健康寿命延伸モデルの創出。6点目は最新ロボット技術を活用し、未病を治すための社会システムの構築に向けた取り組み。7点目は、医療・介護・福祉現場等におけるロボット技術や介護機器の活用の促進を掲げている。
(画像はプレスリリースより)

CYBERDYNE 株式会社のプレスリリース
http://www.cyberdyne.jp/company/PressReleases_detail.html写真で見る!「黒岩日記」 - 神奈川県ホームページ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/chiji/p902595.html