ボッシュコネクテッドワールドカンファレンスで明らかに
ドイツの国際的自動車部品メーカーのボッシュグループは、2月13日、路側に設置された無線センサーの助けを借りて、使用可能な駐車スペースをリアルタイム地図で表示するソリューションを開発したとプレスリリースで発表した。
このソリューションは、2015年2月17日・18日にベルリンで開催される国際的業界会議のボッシュコネクテッドワールドカンファレンスで明らかにされる。
駐車スペース管理分野における欧州の市場リーダーの代理として行なわれた調査によると、ドイツのドライバーは平均して10分間を駐車スペース探しに費やしているという。
これはドイツ人がどこかに駐車スペースを探すために4.5kmキロを走行していることを明らかにし、1回の検索あたり1.35ユーロの車両コストになる。即ち、駐車スペースの検索は、神経が苛立ち高価でかつ環境に悪影響を与える。
ユーザーのスマホまたはナビに表示
ボッシュが開発したソリューションは、この状況の変化に大きく貢献することが可能だ。道路の車線を区別するためによく使用される種類に似た、半円形のプラスチックハウジングに入った無線センサーが路側に安定的に設置され、車がその上に停止しているかどうかを認識する。
センサーの小さな省エネ型無線送信機が、(家庭用Wi-Fiルーターと同様に)レシーバーにこの情報を伝送することによって、数百のデータを収集することが可能になる。
ステータス情報が、データベースにインターネットを介して送信されることによって、ソフトウェアプログラムは、リアルタイムで実際の各エリアの駐車スペース地図を作成する。(プレスリリースより引用)
と、ボッシュのコネクテッドパーキングプロジェクトの責任者であるロルフ・ニコデモ博士は語った。
この情報は、インターネットを介して送信され、リアルタイムで地図上に表示することが可能だ。ユーザーのスマートフォンまたは直接自車のナビゲーション装置へのこの情報の送信は、頻繁に駐車スペースを苦労して探すドライバーの時間を短縮する助けになり得るという。
(画像はプレスリリースより)

ボッシュプレスリリース
http://www.bosch-presse