番組打ち切り
東海テレビ放送の情報番組「
ぴーかんテレビ」において、4日、「
怪しいお米セシウムさん」「
汚染されたお米」などと書かれたテロップが誤って放送された放送事故に対し、11日、
東海テレビは、
「ぴーかんテレビ」放送打ち切り
会長、役員報酬50%カット2か月
社長、役員報酬50%カット3か月
番組プロデューサー・ディレクター、出勤停止5日間
などの処分を発表した。
東海テレビは、5日、すぐに謝罪の特番「
不適切な放送のお詫びとご報告」を放送、また、ホームページのトップページにはお詫びの文章を掲載しているが、苦情の電話や抗議のメールが
殺到しているという(毎日jpによれば抗議メールは
約15000件)。
岩手県、直ちに抗議
問題のテロップは、番組内の視聴者プレゼント(
岩手県産米「ひとめぼれ」)の当選者発表用のもので、当選者の氏名などが記入される部分に、仮に“
セシウムさん”などと、ふざけて入力していたもの。その仮のテロップを誤って放送してしまったのだ。
岩手県側は怒り心頭で、4日、
東海テレビに対し、知事が直ちに抗議文を提出したことを県の公式サイトで報告している。その報告は、
放送内容は、米農家が長年大切に育てあげブランド化してきた努力を踏みにじり風評被害をもたらすとともに、なにより東日本大震災津波からの復興に全力をあげて取り組んでいる本県を誹謗中傷するもの
というもの。ちなみに、現在流通している米は
平成22年産で、安全に保管されていたものだ。
岩手県
8月4日の東海テレビ放送「ぴーかんテレビ」への抗議について東海テレビ放送
お詫び日本経済新聞
不適切テロップの番組打ち切り 東海テレビ、社長ら処分