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2024年11月23日(土)
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“なでしこジャパン”と音楽業界 その思いがけない共通点

“なでしこジャパン”と音楽業界 その思いがけない共通点

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止まらぬ人気、1週間経たず記録更新
日本女子サッカーリーグは、6日、リーグ戦入場者数の最高記録が更新されたことを発表した。記録を更新したのは以下の試合。
プレナスなでしこリーグ2011 8月6日
アルビレックス新潟レディース vs INAC神戸レオネッサ
入場者数:24,546人


「過去」の最高記録は21,236人で、これは7月31日の「INAC神戸レオネッサ vs 岡山湯郷Belle」戦。つまり、約1週間で、あっという間の記録更新となった。

なでしこジャパン
政府・協会、支援拡大
周知の通り、サッカー女子ワールドカップでの優勝を受け、政府は「なでしこジャパン」に国民栄誉賞を送ることを決定、また、日本サッカー協会も選手21名に特別ボーナス(1人650万円)を支給することを決定している。

また、YOMIURI ONLINEの伝えるところによれば、枝野官房長官は2日、高木義明文科相に、女子スポーツへの支援の積極化を要請した。文科省は、今年度からすでに女子選手に特化した支援金2.5億円を計上しているが、枝野官房長官の要請を受け、12年度の予算では、さらに約2倍拡大する方針だという。

“恵まれ過ぎ”に異論も
こうした支援拡充に対し、REUTERS(ロイター)の「ロイターブログ 討論×闘論」は、スポーツや文化には一定程度の“ハングリー精神”があってこそ、と警鐘をならしている。

なでしこジャパン
[photo by ChodHound]

一例として上げているのが音楽業界で、クラシック音楽における演奏会の回数やCDの販売数などでは、日本は「超大国」にも関わらず、世界的に有名なオーケストラというものがない。それは、
行政の(過剰な)保護で淘汰のメカニズムを緩和してきたからだろう

としている。

豊富な資金がなければ、トレーニング施設などの充実も図れない。しかし、恵まれない環境の中で「今に見ていろ!」という反骨心もなければ戦えない。アスリートも芸術家も、常にそうしたジレンマの中でもがいている。

外部リンク

日本女子サッカーリーグ オフィシャルサイト

YOMIURI ONLINE
なでしこに続け…政府、女子選手の強化費倍増へ

REUTERS ロイター
なでしこ支援拡大、過剰保護には異議
Amazon.co.jp : なでしこジャパン に関連する商品
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