毎週水曜日に発表されるフォルザ世論調査
ベルリンで開催される連邦党大会の前に、ドイツ社会民主党(SPD)は、有権者の支持を少し失った。30日、今週のシュテルン(Stern)誌とテレビ局RTLによるフォルザ世論調査の選挙トレンドの結果が発表された。
SPDは先週より1ポイント下げて、25%。ドイツキリスト教民主同盟(CDU)も、同様に1ポイント減少で35%だった。
今回の調査でポイントを上げたのは、緑の党(die Grüne)で、2ポイント増で16%になった。左翼党(die Linke)も1ポイント増やし、9%。週末に連邦党大会を開催する海賊党(die Piraten)は、先週に引き続き、1ポイントの減少で、7%になった。自由民主党(FDP)は、たったの3%の支持率で、一番弱い政党である。
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gruenenrwSPDとシュタインブリュックの人気低下
SPDの首相候補とみなされているペア・シュタインブリュック元財務相も、SPDと同じく、人気投票の結果36%とアンゲラ・メルケル首相の43%に対し、大きく引き離された。
フォルザ社長マンフレッド・ギュルナーは、次のように語った。
SPDは、地域的なつながりを失ってきている。地方での信用がSPDをここまで大きくした。
SPDは、1998年以来、中道派に適応していった1000万人もの有権者を失った。同じ失敗を繰り返さないためにも、さらに左よりに動くべきではない。
シュテルン(Stern)誌のフォルザ世論調査の選挙トレンドの結果