海外オークションが安く簡単にできる?
日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)が、インターネットオークション世界最大手の米イーベイと業務提携すると発表した。
さらに日本郵便は、英語が得意でない日本人でも海外オークションに出品しやすくする支援サービスを2012年春に始める。イーベイ関連の国際郵送料も現行より2~3割安くするなどして利用者増を目指す方針だ。
日本郵便は、国内で年3%ずつ取扱量が減って採算が悪化している郵便事業を、米イーベイを介した利用者増をきっかけに建て直す狙いだ。イーベイ関連の国際郵便取扱量は、2~3年後に年間数百万個に達すると見込んでいる。
一方、米イーベイ側にとっては、日本発の品ぞろえを大幅に拡充できる。日本の美術品や漆器などのほか、海外では入手が難しいアニメ関連の本やフィギュアなどの出品増などのメリットが挙げられる。
買い物ユーザーにとって費用の削減などが期待できる一方、副業にオークションサイトを利用している人には、売れ筋の商品に変動が生じるなどの波乱もありうる。
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「日本郵便」</a>
「イーベイ・ジャパン」