何度も声を詰まらせる
先日、命をかけて、福島第1原発事故で放水活動を行った、東京消防庁のハイパーレスキュー隊員らの活動報告会が行われました。
その報告会には、石原都知事も参加し、被爆覚悟の活動について、感極まりながら、心からのお礼を何度も述べていました。
いつもは強気のイメージがある知事が、涙を流してお礼を述べる姿に、苦労をしたハイパーレスキュー隊員らは、本当にねぎらわれたのではないでしょうか。
いっぽうで、菅首相に抗議
そんな石原都知事は、東京電力福島第1原子力発電所への東京消防庁の放水作業をめぐり、 政府側から消防隊員に恫喝まがいの発言があったと菅首相に抗議し、首相と、発言をしたとされている海江田万里経済産業相は、この抗議に対し、謝罪したそうです。
国民を守る立場にある政府が、命を懸けて事故現場に向かう隊員たち対して行った発言と、涙を流してお礼を述べる石原都知事。非常に対照的ですね。
国民がついていくのは、どちらでしょうか。
編集部 吉沢
東京都公式ホームページ
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