今日のイースターの文化ができあがるまで
キリスト教が盛んな地域では、たくさんの人々がイースターのお祝いや習慣に参加しました。
卵に色を塗るイースター・エッグの文化は中世に始まりました。キリスト教徒は、卵を赤く塗ることで、キリストの血を象徴したのです。色を塗られた卵は、恋人たちの愛を交わす代表的な行為となっていきました。
卵を友達や親族へ渡す習慣も、中世から始まりました。この時期には、主人が使用人へ卵を渡す習慣もあったようです。1290年、エドワード1世は家計簿に、金ぱくで装飾された450個の卵を買ったとして、18ペンスを記録しています。
イースター・エッグを探す習慣や卵転がしの伝統は、ローマ時代のだ円の競技用トラックを走る競技に起因します。この競技に勝つと、イースターに卵が賞として与えられたのです。
イースター・エッグを探す習慣は、伝統的に通常聖週の前の土曜日に行われます。イギリスやほかのヨーロッパの国々では、卵は丘の上からイースターの朝に転がして落とすゲームに用いられました。こうして卵をキリストの墓石にぶつけて退けるのです。
ビクトリア時代、文房具店がウサギの絵を描いたメッセージカードの販売を開始してから、イースター・カードは一般的になりました。
サクソン人があがめた春の女神、エオストレの象徴もありましたが、キリスト教はそれをウサギへと変えてしまいました。こうしてイースターの象徴となるウサギが誕生したのです。
かつて、人々が祝い、参加していたイースターは、形式の面でも、精神的な意味でも、現在とは違うものです。しかし、かつてのイースターをそのまま継承し、残している町や村もあります。
イギリス北西の村、ランカシャーは特にその色を強く残しています。ここでは村人だけでなく、プレストンをはじめとする周辺の村の人々を楽しませるイベントが開催されています。年に1回の卵転がしコンテストもその1つです。
卵を割らずにより遠くまで転がすことができる「Pace Egg」と呼ばれる人を見ようと、子供達もこぞって参加します。
みなさんもイースターを今年楽しみましたか?

Genealogy: The origins of Easter
http://www.liverpoolecho.co.uk/liverpool-entertainment/echo-entertainment/2010/04/03/genealogy-the-origins-of-easter-100252-26164125/