ノロウイルスによる感染性胃腸炎が発生
岩手県が、奥州市内の認定こども園でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと、2月1日に発表している。
奥州市内の認定こども園の園児がおう吐や下痢の症状を呈している旨、1月30日に同園から奥州保健所へ連絡が入り、同日から同保健所が調査を開始。
その結果、1月27日から2月1日にかけて、3歳児から5歳児までの園児11人におう吐や下痢などの症状があったことを確認した。
有症者のふん便検査からノロウイルスを検出
環境保健研究センターで行った有症者のふん便検査から、ノロウイルスを検出。しかし、奥州保健所の調査結果から同園の食事を原因とする食中毒は否定された。同園に対しては同保健所が、手洗いや消毒方法などの二次感染対策について指導を行った。
なお、令和4年4月1日から令和5年2月1日にかけて、岩手県で発生したウイルス性胃腸炎の件数は、ノロウイルスが41件、ロタウイルスが0件、その他(サポウイルスなど)が27件となっている。
(画像はunsplashより)
岩手県 プレスリリース
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