SOI出資の太陽光発電所が完工式を開催
昭石オーバーシーズ&インベストメント株式会社(SOI、出光興産株式会社のグループ会社)は5月27日、ベトナム南部のカインホア省カムラン市にて、SOIが出資する太陽光発電所(最大出力49.5MW)をこの5月8日に完工、同月25日に完工式を開催したと発表した。
ベトナムは、安定した経済成長過程にあり、今後も更なる電力需要の拡大が期待されることから、同社グループとして同事業に参画することとなった。
同発電所は、約60haの土地に太陽電池パネル49.5MW分を設置したもので、年間発電量は約78,600MWhを予定し、発電した電気は、同国の固定価格買取制度に基づきベトナム電力公社(国営電力会社)に20年間売電、同国の電力供給に貢献することとなる。
なお同発電所の事業主体は、SOIのほか、ベトナムの事業会社Viet Khanh Joint Stock Company(ベト カンJ.S.C)、および米国のコンサルティング会社Dragonfly Capital Ventures LLCが共同出資するSong Giang Solar Power Joint Stock Company(ソン ジャン ソーラーパワーJ.S.C.)で、2018年10月に着工していた。
今後も東南アジア地域のクリーンエネルギー普及を
同社グループでは、これまで日本と米国にて累計約500MWの太陽光発電所の開発を手掛けているが、東南アジア地域での大規模太陽光発電所の開発は今回が初めてとなり、今後も東南アジア地域でのクリーンエネルギー普及に努めるとしている。
(画像はプレスリリースより)
出光興産株式会社 プレスリリース
https://www.idss.co.jp/news/2019/190527_1.html