冬の快適さを追求し、ゼロエネルギー住宅を実現
積水化学工業株式会社・住宅カンパニーは、大容量のPV(太陽光発電システム)の搭載が可能な『スマートパワーステーションN』を、1月23日(土)から北海道を除く積雪エリアで発売する。
冬も暖かく光熱費はゼロを目指して
「スマートパワーステーション」シリーズは、「ゼロエネルギー住宅」の実現を目指し、発売以来、2年間で累計約3,000棟を売り上げる実績があり、実際に入居したケースの98%がゼロエネルギーを達成している。
しかし、積雪エリアにおいては、冬季の積雪とエネルギー消費量の多さから、ゼロエネルギーの達成は難しかった。
今回発売する『スマートパワーステーションN』は、シリーズにて導入したPV一体型屋根を積雪エリアに対応させ、ゼロエネルギー住宅を雪国で目指す。
さらに、「家じゅうあったか」「光熱費ゼロ」「雪下ろし不要」により雪国の悩み事を軽減し、快適な生活を実現する。
スマートパワーステーションNの特長
積雪エリア向けに、屋根面積を拡張する1,625ミリメートルのロングひさしと、積雪に強い発電パネルを屋根全面に設置する工法を開発。これにより、34坪の標準的な建物でも10kw以上の搭載が可能となり、ゼロエネルギー住宅の実現を可能にした。
温水ヒートポンプ式床下ふく射暖房システムに、新たに寒冷地対応仕様「ウォームファクトリーN」を追加。1階フロア全体をふく射熱で暖め、居室と非居室(廊下や脱衣所など)の温度差を1日中少なくすることで、冬場の快適性を向上。建物内の温度差が原因となるヒートショックのリスクを軽減。
大容量PVによる発電に加え、HEMSで宅内の電力を可視化。さらに、蓄電池で割安な深夜電力で電力をためることで、冬の暖房費が多い地域でも、快適な生活を続けながら年間で「光熱費ゼロ」の暮らしが実現可能になる。
雪国では、雪害による事故の約7割が屋根の雪下ろし時に発生するという。そこで独自のフラット屋根と、最深垂直積雪量200センチメートルのエリアまで建築可能な屋根・構造体によって雪下ろしを不要にし、雪害リスクを低減する。また、雪を下ろすスペースも不要で、敷地を有効活用できる。
(画像はプレスリリースより)
積水化学工業株式会社 プレスリリース
http://www.sekisui.co.jp/