首都圏マンション、新規発売戸数は23.7%増で2か月連続の増加
不動産経済研究所は9月14日、「首都圏マンション・建売市場動向2015年8月度」および「近畿圏マンション市場動向2015年8月度」を発表した。
8月度の首都圏のマンション市場動向では、新規発売戸数は前年同月比で23.7%増の2,610戸で2か月連続の増加。契約率は74.3%で前年同月比で4.7ポイントアップ。1戸当たり価格(5,827万円)、平米単価(82.4万円)もともに上昇。 首都圏の建売住宅市場動向では、新規発売戸数は前年同月比で7.9%減の315戸で、契約率は37.1%となっている。
また、近畿圏のマンション市場動向では、新規発売戸数は前年同月比で20.4%減の969戸で2か月連続で前年同月を下回った。契約率は79.4%。1戸当たり価格(3,641万円)は3か月連続のダウン、平米単価(60.5万円)で2か月連続のアップとなっている。
マンション地域別発売戸数、東京都区部1,142戸
8月の首都圏マンションの地域別では、発売戸数は、東京都区部1,142戸(全体比43.8%)、都下354戸(同13.6%)、神奈川県769戸(同29.5%)、埼玉県181戸(同6.9%)、千葉県164戸(同6.3%)。
契約率は、東京都区部71.2%、都下72.6%、神奈川県83.5%、埼玉県66.3%、千葉県64.6%。
平均価格は、東京都区部6,502万円(前年同月比9.5%ダウン)、都下4,831万円(同3.2%アップ)、神奈川県6,258万円(35.7%アップ)、埼玉県4,245万円(16.0%アップ)、千葉県3,718万円(10.5%ダウン)となっている。
不動産経済研究所 公式サイト
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