国交省、4月分「建設総合統計」を発表

国土交通省は6月17日、平成28年4月分の「建設総合統計」を公表した。統計によると4月の建設工事出来高の総額は、前年同月比1.2％減の3兆5,892億円だった。

内訳では民間工事が前年同月比1.8％増の2兆2,267億円、公共工事が5.8％減の1兆3,625億円となっている。

民間工事のうち、建築工事は全値同月比3.4％増の1兆8,487億円。このうち居住用建築工事は1兆1,732億円で、3.7％の増加した。非住居用建築工事も3.1％増の6,756億円だった。一方、土木工事は5.3％減の3,779億円にとどまった。

公共工事では、建築工事が前年同期比2.7％減の2,872億円。土木工事は6.5％減少し、1兆754億円だった。

地域別の建設工事出来高をみると、北海道が前年同月比1.9％減の1,580億円。東北地方は5.7％減の4,806億円だった。

関東地方は1兆2,791億円で、0.9％の増加。北陸地方は1.6増の1,676億円。中部地方は1.0％増の4,172億円。近畿地方は1.3％減の4,619億円。中国地方は1.3％減の1,781億円。四国地方は4.1％減の954億円、九州・沖縄地方は4.4％減の3,512億円となっている。




国土交通省のプレスリリース
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