窓口を一本化で利用しやすく
名古屋市で2日より、中部地方で初めての介護タクシーのコールセンターが営業を開始します。介護タクシーを運営する県内の事業者が連携し、窓口を一つにまとめることで利用を増やそうとしています。
利用者と事業者をつなぐコールセンター
介護タクシー事業は規制緩和により個人でも事業が始められるようになり、新規参入が増えましたが料金が事業者ごとにばらばらで利用者にわかりにくかったり、予約が偏って採算が合わないなどの問題がありました。今回コールセンターを開設する一般社団法人「福祉・介護移送ネットワークACT」では名古屋市の事務局に利用者から予約を受けるオペレーターを配置し、要望に合わせた事業者のタクシーの配車を行います。また事業者間の料金やサービスの体系を統一します。運営費として事業者には入会金と月会費の負担が発生しますが、中日新聞によるとすでに15事業者(車両20台)が登録しています。
介護タクシーの利用は原則として介護保険の適用外です。料金は時間制で別途事務手数料として400円がかかります。申し込みはインターネットでは24時間、フリーダイヤルで平日9:00~17:00に受け付けています。
料金体系も統一 介護タクシー 予約一本化(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20120401/CK2012040102000111.html介護タクシーグループ アクトすまいる
http://act-smile.jp/