英で医師が変性脂肪使用禁止の訴え
Medical News Todayによると、一般に“トランス脂肪酸”として知られている変性脂肪の使用を禁止するよう、「イギリス医療ジャーナル」で医師が訴えている。そうすれば、何千もの心臓発作を防げるというのだ。
変性脂肪とは植物油を化学的に変化させたもので、食品の消費期限を伸ばす目的で用いられるものだが、栄養価は無い。ケーキやパイ、ポテトチップスなどの菓子や、ファストフードなどで使われている。
1%カットすれば、何千もの命を救える
変性脂肪は悪玉コレステロールを増やし、インスリンの働きを妨害し、不整脈を起こす上に、太りやすくなる。変性脂肪の摂取を1%減らすだけで、イギリスでは心臓発作が1年あたり1万1千件減り、7千人の死亡を防げると医師らは主張している。
世界的にはすでに、デンマーク、スイス、オーストリア、アメリカのニューヨーク州・カリフォルニア州が、変性脂肪の使用を禁止している。
イギリス食品基準局の見解は…
エネルギー摂取量全体に占める変性脂肪の割合は1%程度で、たいした脅威ではない、と食品基準局はコメントしている。3年前の2007年に、食品基準局は変性脂肪について調査を行っているが、「食品業界の自主規制を奨励する、という現在のスタンスでうまくいっており、法規制は必要ない。」との見解を当時すでに示していた。

Medical News Today
http://www.medicalnewstoday.com/The British Medical Journal
http://www.bmj.com/