選挙関連のキーワード検索が急上昇
イギリスで、総選挙の日程が5月6日と確定して以降、"有権者登録"というキーワードでのウェブ検索が急増している。ウェブメトリクス企業によると、"有権者登録"という検索が4月10日までの1週間でその前の週の9倍に増加していた。
更に同じ週に、"投票"という言葉を含む検索ワードが4,500種類も検索されていた。
加えて、情報サービス会社であるエクスぺリアン・ヒットワイズはイギリスの主要な有権者登録サイトであるAbout My Voteの訪問者数はその週に225%増加したと発表した。
投票先もウェブで決定?
ヒットワイズ社のリサーチ責任者であるロビン・ゴード氏は以下のように語っている。
「イギリスのインターネット利用者が先週に使用した選挙関連の一連の検索ワードを見ると、人々はウェブに対して選挙についての情報や助言を求めていることがわかる。」
有権者登録関連の検索に加えて、人々は投票のアドバイスに関する検索も行っている。"選挙戦"とか"政策への投票"とか"私は誰に投票すべきか"と言った検索ワードが非常に人気がある。
インターネットで投票意欲を促進
フェイスブックでは先週、選挙委員会と提携して、選挙資格のあるユーザーがログインした際に既に有権者登録済みかどうかを確認する機能を設定した。
もし、ユーザーが"いいえ"と答えると、別のサイトにリダイレクトされ、そこで自分の情報を入力すれば、地域の選挙登録委員会に郵送するためのフォームをプリントアウトすることができるシステムだ。
ツイッターで政治活動をモニターするサービスである"ツイートミンスター"(ツイートと、イギリス国会の代名詞であるウェストミンスターを掛け合わせている)の共同設立者であるアルベルト・ナルデッリ氏は「インターネットが人々に投票を促している」と語っている。
'Register to vote' searches surge in run up to election
http://www.networkworld.com/news/2010/041310-register-to-vote-searches-surge.htmlAbout My Vote
http://www.aboutmyvote.co.uk/Experian Hitwise
http://www.hitwise.com/us