医学専門誌「Archives of Neurology」5月号によると、家族に”むずむず脚症候群”の患者がいる場合、同じくむずむず脚になる可能性が高いということが、最新の研究で明らかになったという。
むずむず脚は一般的な病気
認知度は低いが、10人に1人の割合で発症するとも言われる、むずむず脚症候群。発症の原因は多岐にわたり、治療法も様々。女性に多い貧血なども、むずむず脚を引き起こす原因の1つだ。
研究者によると、大半の人々は症状があっても深刻には考えず、診察を受けないことが多いという。しかし、症状が重くなると脚の不快感が収まらなくなり、常に脚を動かし続けねばならなくなる。
症状は夜間にピークを迎えるため、夜ほとんど眠れなくなる人も少なくないとのこと。日常生活に重大な影響を及ぼすようになるため、むずむず脚は軽視できない病気なのだ。
むずむず脚の遺伝的関係
最新の調査によると、むずむず脚症候群に悩む親を持つ子供は、そうでない人に比べ、むずむず脚になる傾向は約2倍。兄弟姉妹に患者がいる場合に至っては、3.6倍にもなるという。環境的な要因と遺伝的な要因、どちらの影響がより大きいのかを明らかにするのが今後の課題であると、研究者は述べている。

Archives of Neurology
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