海外ではたくさんの人が、長年、家系図調査に取り組んでいます。パソコンとインターネットの登場は、この調査を更に容易にしました。
Family Tree Makerは、海外の家系図定番ソフトウェア
Family Tree Makerは、海外で高い人気を誇る家系図作成ソフトウェアの1つです。しかし残念なことに、このソフトウェア、長年に渡り、開発者が変わるという不運に見舞われています。
1番人気のある2006年版は、以降のバージョンで開発者がインターフェースに下手な改良を加えてから長い間、定番となっていました。
今年、ライターであるジェームズ・デルクさんは、自身が所持するFamily Tree Makerをアップグレードしようと試みました。単純に新しいコンピュータを手に入れ、OSの違いから2006年版をインストールすることができなかったので、好奇心から行ったことでした。
バックアップを忘れずに!
まず、ソフトで管理していた家系図情報のバックアップをとります。この時点で家系図に含まれている人物の数は7,000人。
ジェームズさんはWindows 7が入ったパソコンに、Family Tree Maker 2010デラックス版をインストールします。一部レビューでささやかれていた情報とは裏腹に、ソフトは完ぺきに作動し、初回起動時に開発者が提供しているパッチが自動的にあてられました。
インストール後、彼はバックアップした家系図データをインポートしました。念のためオリジナルのファイルは残してあります。コピーを残さなければ、データは元には戻りませんので注意が必要と、ジェームズさんは警告しています。
3つのバージョン
デラックス版は、このソフトのシリーズ中、中間に位置づけられています。エッセンシャル版はソフトの機能はすべて利用できても、オンラインでの機能に制限があります。プラチナ版はオンライン機能だけでなく、オフラインも同様に、長期間サポートされています。
後編では、気になるインターフェースの説明と、具体的なバージョンの違いについて説明します。
Family Tree Maker
http://www.familytreemaker.com/原文: Newest version of Family Tree Maker is easy to use (Deseret News)
http://www.deseretnews.com/article/700029396/Newest-version-of-Family-Tree-Maker-is-easy-to-use.html