twitterで殺人予告
「2010年5月12日正午に宮崎県庁で東国原英夫殺す」とtwitterで殺人予告が投稿されました。これを受け、当然ですが、宮崎県警は警備のために人員を配置して、知事の身辺警護をしました。
知事も困惑
幸いにして予告の時間を過ぎても何も起こりませんでした。スポーツ報知の伝えるところによれば、
「びっくりした。意味不明ですね」と、本人はただただあきれるしかなかった。(中略)「予告は12時だったけど、いつ何が起こるか分からないから怖い。動機や根拠が分からないし」と困惑気味だった。
と、知事も困った様子です。知事は公務があるので、隠れているわけにもいかず、公務をこなしながら、予告時間が過ぎるのを待つのは、かなり過大なストレスだったでしょう。県警が警備するということは、当然税金を使っているわけで、実際に危害が加えられなくても、実害がでています。
ネット選挙にも影響
著名人に対して危害を加えると予告する行為が、もし、選挙中に行われれば、混乱は倍増するものと思われ、今回、ネット選挙解禁において、twitterを排除したのは、この点においては、正しいと言えます。twitterの利便性が災いとなってしまいました。
誹謗中傷や殺人予告など無制限に行える環境を制御できない限り、twitterをネット選挙に含めることは難しいでしょう。
スポーツ報知 "ツイッター予告「東国原英夫殺す」厳戒登庁何も起こらず「意味不明」"
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100513-OHT1T00041.htm