リファイド ニュース
2024年04月19日(金)
 リファイド ニュース

オプジーボとヤーボイの併用療法、dMMRまたはMSI-Hの転移性大腸がんに有効

オプジーボとヤーボイの併用療法、dMMRまたはMSI-Hの転移性大腸がんに有効

このエントリーをはてなブックマークに追加
米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が発表
小野薬品工業株式会社は、2018年1月25日、「オプジーボ」と「ヤーボイ」の併用療法が、DNAミスマッチ修復機構欠損(dMMR)または高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)の転移性大腸がん患者において、臨床的有効性を示したと発表した。

この発表は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(BMS)が同年1月20日に発表したプレスリリースを翻訳したもの。小野薬品とBMSは、がん免疫療法薬に関する戦略的提携契約を締結している。

リファイド
全世界で140万人が罹患している大腸がん
大腸がんは、身体の消化器系の一部である結腸または直腸に発生するがん。全世界で140万人が罹患し、がんによる死亡原因としては第4位となっている。

大腸がん患者の約15%、転移性大腸がん患者では5%において、dMMRまたはMSI-Hのバイオマーカーが認められる。dMMRは、DNA複製時のミスマッチエラーを修復するプロテインが、欠損または機能していない場合に生じる。大腸がんを含む特定のがん腫において、MSI-Hの腫瘍が発生する原因となる。

dMMRまたはMSI-Hの転移性大腸がん患者は、従来の化学療法ではベネフィットを得られない場合が多い。

免疫療法薬の可能性評価をさらに進める
dMMRまたはMSI-Hの転移性大腸がん患者に対する「オプジーボ」と「ヤーボイ」併用療法の有効性は、第2相CheckMate-142試験において示された。同試験では、治験担当医師の評価による奏効率が55%を記録。データカットオフ時点で奏効が得られた患者の94%で、奏効が持続した。

BMSはこの結果を受け、免疫療法薬の可能性評価をさらに進めるとしている。

(画像は小野薬品の公式ホームページより)


外部リンク

オプジーボとヤーボイの併用療法、dMMRまたはMSI-Hの転移性大腸がん患者において臨床的有効性を示す - 小野薬品工業株式会社
http://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n18_0125.pdf


Amazon.co.jp : リファイド に関連する商品
  • ファーストロジック、2024年1~3月期の投資用不動産市場調査の結果を公表(4月12日)
  • 日本一過酷な山岳レース「富士登山競走」(4月4日)
  • 潮の香りを楽しみながら走ろう「YOKOHAMA シーサイドマラソン」(4月3日)
  • 「京都・嵐山1dayパス」春と秋の期間限定で発売(4月3日)
  • コナンの作者の出身地を走る「すいか・ながいも健康マラソン大会」(4月3日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    リファイドニュース新着






























    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ