「法律をまっすぐ読めば違法ではない」
〝ブログ市長〟こと鹿児島県阿久根市の竹原信一市長がネット選挙について、自身のブログで「もともとネット利用は違法ではない」とする持論を展開した。
竹原市長は2008年8月の市長選期間中に当のブログを更新し、2009年9月、公職選挙法違反(文書図画の頒布)容疑で書類送検された経験を持つ。
「息苦しさの正体」というタイトルの1月4日付のブログは、民主党がネット選挙の解禁を盛り込んだ公職選挙法の改正案を提出する方針を固めたとの報道を受けて書かれたもの。
竹原市長はこの中で、選挙期間中のネット利用について「違法ではない」とする持論を展開した。
法律をまっすぐに読めばもともとネット利用は違反ではないのに、たまたま総務省の役人が思いつきで「だめっ」と言ったのを「禁じられると解釈されている」とたいそうな事にしてしまった。
自由化の方針は罪でもない「罪を認めた」ことに
この結果、選挙期間中にHPを更新していた民主党と自民党が解禁の方針を固めたのは、違反でもないのに、自ら罪を認めたことになるというのが竹原市長の考えで、さらに〝竹原節〟はこう続いていた。
自分で考える事を放棄し、「罪」と認めてしまう気弱で無能そして欲深い政治屋が正義を否定する社会にしている。
簡単に言えば「勇気の欠如」が日本社会における息苦しさの正体なのである。
さるさる日記-住民至上主義(竹原信一 阿久根市長のブログ)