北里大学との共同開発 「恩送りプロジェクト」の一環
いわて蔵ビールから、東北復興支援ビール第二弾、「渚咲〜Nagisa〜」が発売される。
岩手県一関市のいわて蔵ビールでは、東北復興支援祈願「恩送りプロジェクト」として、北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所と共同でビールの開発に取り組んでいる。
震災から1年後の2012年3月11日には、第一弾の「福香」が発売された。福香には、被災地から見つかった石割桜から作られた酵母が使われている。ビールの売上げは三陸地域の漁業復興に活用されている。
釜石市の花、浜ユリから酵母を採取 琥珀色の香りよいビール
今回販売された渚咲には、釜石市の花、浜ユリが使われた。釜石市の沿岸に咲く浜ユリから酵母を採取し、ビールを製造した。渚咲の名前は、釜石市役所職員が名付けたとのこと。オレンジ色の浜ユリから琥珀色の香りよいビールが仕上がった。
「恩送りプロジェクト」では、復興ビールの購入者に、被災地の企業で作られた商品を無料で送っている。その費用はビールの利益でまかなうという仕組み。2011年開発当初には、フードアクションニッポンアワードで「食べて応援しよう!賞」を受けている。
(画像:いわて蔵ビール/蔵元だより)
いわて蔵ビール
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