野党による投票用紙の偽造と暗殺を示唆
3月4日の大統領選挙を目前に控えて、ロシアのプーチン首相は、汚いトリックで勝利しようとしている野党を批判した。プーチン首相は、2月29日、野党側が投票用紙を偽造していると主張。独フォークス誌オンライン版が3月1日に報じた。
プーチン首相は、
「選挙が操作されたことを証明するための、特定のメカニズムを使用するべきだ。」
と、語った。同時に、野党側による自身の暗殺計画があったことについても、示唆した。
「私の使う表現を許してほしい。私は誰かに殺されかけた。そしてその罪を当局になすりつけようとしている。この者たちは、どんな犠牲もいとわない。これは誇張ではない。」
と、補足した。
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World Economic Forum世論調査ではリードしているが、人気低下のプーチン首相
世論調査によると、プーチン首相が現職ドミトリー・メドヴェージェフ大統領と交代することは、疑いの余地がない。しかし、プーチン首相の人気は崩れてきている。12月の議会選挙後、ロシア各地で何万人もの人々が、下院選挙の不正への怒りや大統領選への立候補に対し、幾度も抗議デモを実施した。
クレムリンの反対派は、5日、大規模なデモを予定している。
フォークス誌(Focus Online)
http://www.focus.de/politik/weitere-meldungen/angeblich-mord-und-wahlbetrug-geplant-putin-mit-heftigen-vorwuerfen-gegen-opposition_aid_719329.html