3月16日までに500人分の署名が必要
マリーヌ・ル・ペン氏に時間切れが迫ってきている。仏極右国民戦線の党首は、大統領選の候補として許可されるには、あと50人分の署名が必要なのである。
ル・ペン氏は、3月1日、仏テレビ局France 2に、
「私には、今452人の支持者がいます。あと48人分足りません。これは多すぎます。」
と、語った。大統領候補に必要な署名を集めるのに、あと2週間だけしかない。独シュピーゲル誌オンライン版が2日、報じた。
候補者は、選挙の対象になるために、3月16日までに少なくとも500人分の署名を大統領府に提出しなければならない。選挙日は4月22日と5月6日である。
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Bobby Lightspeed大統領選の候補になれるかどうかの瀬戸際
ル・ペン氏は、足りない50人分の署名を集めるために、「勇気ある市長たち」に訴えた。
「あなたたちは、私の運命だけでなく、フランスの民主主義の運命をも委ねられているのです。」
と、語った。
先週、憲法評議会において、大統領選の候補者の支援は、引き続き公表されるべきだという決定がくだされた。ル・ペン氏は、この規則を覆そうと無駄骨を折ったのだ。極右国民戦線の創始者で初代党首のジャン=マリー・ル・ペンの娘マリーヌは、フランスに再び、フランを導入し、ヨーロッパの条約を新しく交渉する目的を持っている。
大統領選の世論調査において、反移民の極右国民戦線のル・ペン党首は、今のところ17%の支持率を得ている。本命は、社会党候補のフランソワ・オランド氏である。
シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/ausland/0,1518,818775,00.html