第2次冷戦勃発か?
The Telegraph紙の取材によると、欧米治安当局は、核開発が元で国連から制裁を受けているイランに対し、中国とトルコが秘密裏に制裁逃れを助けている事実を明らかにした。
image by AZRainman中国はイランにとって最大の石油輸出国であり、石油の代金を送金する代わりに、イランにとって不可欠な物資を購入、同国へ輸送している。
治安当局高官は、
これは昔からある物々交換の方法である。石油輸出で得たイランの資金は中国の銀行に入り、その後イランの物資購入費として使われる。制裁を避けるための巧妙なやり方である。
と説明した。
ユーロゾーンに近いトルコ
治安当局捜査官は、トルコの企業がイランの代わりに、欧州金融機関の買収を試みている確かな証拠を掴んだと主張。ユーロを手に入れたいイランはトルコを通して、“ユーロゾーンのリーダー”ドイツの銀行を利用している。
最近イランの核開発施設に、数千もの最新遠心分離機が設置されたことが報告された。これにより核兵器製作に不可欠なウランが、従来の機種より迅速に能率よく濃縮できる。
・The Telegraph