米軍による襲撃か?
The Telegraph紙の取材によると、先月31日、イエメン南部のアビアン県で、米軍のものと思われる戦闘機が、アルカイダの会合と監査所を襲撃、地域の過激派グループリーダーを含む15人が死亡した。
by tombdmot現在、アビアン県のほとんどは「アラビア半島のアルカイダ」(同国を拠点とするアルカイダ系過激派グループ)が掌握している。33年間、独裁政治を行なってきたサレハ大統領がついに失墜、今月21日には大統領選をひかえている。このところ、政情の不安定さに乗じて、アルカイダの勢力は広がっていた。
匿名の情報筋によると、襲撃は真夜中頃4回行われた。内3回はアルカイダのメンバーと、地域の過激派グループリーダーの会合が行われていたとみられる学校への空爆であった。これにより、12人が死亡したと伝えられた。監査所に対しての襲撃では3人が死亡した。
イエメン政府軍は役に立たず
匿名の部族首長によると、
我々はアメリカの戦闘機2機が(襲撃を)実行したとおもっている。襲撃後、2機の戦闘機は夜の間中、同地域上空を旋回していた。
昨年6月にNew York Times紙が報じたところによると、米国はイエメンで過激派への攻撃を強化するために、武装無人飛行機や戦闘機をイエメンへ送っている。
イエメン政府は、国内政治への参加の申し入れを含む、アルカイダとの話し合いを準備している。
・The Telegraph・イエメン政府、アルカイダと対話/The Voice of Russia
http://japanese.ruvr.ru/2012/02/07/65501822.html