女性政治家の増加を求めて抗議運動
今月28日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)会場の外で、ウクライナのフェミニストグループFEMENのメンバー3人が、トップレスで抗議運動を行い、スイス当局に連行された。
http://femen.livejournal.com/3人は「お前らのせいで貧乏」とスローガンを叫び、「ギャングのパーティ」などと書かれたプラカードを掲げて、ダボス会議会場外のフェンスに登った。FacebookのFEMENのページのコメントでは、3人は身元確認の後、すぐに解放されたようである。
ウクライナでは有名なフェミニストグループ
2008年に設立されたFEMENは、ウクライナの首都キエフが本拠地だが、昨年11月にバチカン市国、12月にはモスクワなど、活動はウクライナ国内にとどまっていない。
グループポリシーは、
私たちの神は女性、私たちの使命は抗議運動、私たちの武器はむき出しの乳房
である。
ダボス抗議運動メンバー3人の内の1人、インナ・シェフチェンコは、会場に向かう途中でThe Telegraph紙のレポーターに
今現在、この建物(ダボス会議会場)の中にいる人は、ほとんどが男性で女性は少数です。私達がここに来たのは、女性の声と身体を使って、女性にも選択する必要があるということを説明するためです。
と語った。
・The Telegraph・FEMENウェブサイト
http://femen.org/