議会選挙の行方
15日の日曜日、中央アジアの国カザフスタンで前倒しの議会選挙が始まった。これまでの一党による議会を、少なくとも二党により選出されるべきである。ナザルバエフ大統領は、この選挙によりカザフスタンがより民主的な方向に進んでいることを強調。
ナザルバエフ大統領率いる与党「ヌル・オタン党(輝ける祖国の意)」は、大勝利を予想。
「私は、カザフ人が我が国の発展とわが祖国で静かな暮らしを送れるように、正しい選択をすることを確信している。」
と、ナザルバエフ氏は、アスタナの国立図書館での投票時に語った。
1600万人のうち有権者は900万人。今回の選挙では、新議会と地方議会の代表者が決定される。8つの政党が参加しているが、反政府派の政党や政治家は、選挙の参加を禁止された。
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ウィキペディア/ヌルスルタン・ナザルバエフ血まみれのストライキのあとに
この選挙は特別な監視下で行われている。今まで平和な国が、最近ではテロ行為に揺れているのである。昨年12月に起こったマンギスタウ州ジャナオゼン市の石油労働者によるストライキの影響で、非常事態宣言が続いている。公式発表によると、ストライキにおいて17名が犠牲になった。
投票所は、現地時間20時に閉められる。最初の開票結果は16日になる予定。
新チューリッヒ新聞(NZZ Online)
http://www.nzz.ch/nachrichten/politik/international/kasachstand_wahlen_parlament_1.14340526.html