金正日総書記の葬祭が終了
2011年12月19日に北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去が発表された。そして12月28日に告別式が、12月29日に中央追悼大会が行われた。
ミイラ化された金正日総書記の遺体は、錦繍山記念宮殿で金日成(キム・イルソン)主席の遺体と共に安置されたとみられている。
これで金正日総書記の死去を受けた一連の行事を終えたとみられる。葬祭行事が滞りなく済んでいるとみられており、今後は金正日総書記の後継者といわれている金正恩氏への権力継承が注目される。
防衛省は北朝鮮を警戒監視
金正日総書記の死去を受け、北朝鮮内で混乱が発生することも心配されたが、安全保障の観点から現在までに北朝鮮内で問題となる動きは確認されていないようだ。
北朝鮮は韓国政府への批判を強めているが、これについても、ただちに韓国と北朝鮮の関係が冷え込むことはないと考えられている。
2011年12月30日、防衛省内で、一川防衛相と防衛省の幹部が協議し、年末年始を含めて今までどおり北朝鮮の情報収集と、北朝鮮への警戒監視を続けることを決めた。
防衛省・自衛隊
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