霞が関法科大学院生インターンシップとは
人事院は、平成21年度から年2回、法科大学院の学生向けの「霞が関法科大学院生インターンシップ」を実施している。
この「霞が関法科大学院生インターンシップ」は、法科大学院を卒業後に行政機関を含めた様々な分野で活躍することが期待されている法科大学院生に対し、行政に対する理解を深めた人材の育成を行うことなどを目的として行われているものである。
「霞が関法科大学院生インターンシップ」は、毎年7月~9月および2月~3月の2回行われており、実習期間は概ね2週間となっている。
学生は各府省で実習を行い、実習終了後には報告書を提出することとなっており、終えると人事院から修了証書が授与される。
今までの参加者数は、第1回が30名、第2回が28名、第3回が27名、第4回が東日本大震災の影響で17名、第5回が23名であった。
第6回霞が関法科大学院生インターンシップの概要
平成23年度の第2回目となる「第6回霞が関法科大学院生インターンシップ」の受け入れが決定した。
今回は、人事院1名、公正取引委員会1名、金融庁1名、総務省1名、
法務省4名、外務省2名、文部科学省1名、国土交通省1名、環境省2名の合計9府省14名が受け入れられる予定である。
今回受け入れが決定した人は、平成24年2月上旬~3月下旬にかけて各府省で実習を行い、実習終了後に報告書を提出すると、人事院から修了証書が授与されることとなっている。
過去のアンケート結果を見ると、行政への理解が深まった、行政の仕事の具体的なイメージを持てたなど、非常に有意義であったことを示す意見が多い。
是非このような制度を活用し、1人でも多くの優秀な法科大学院生が社会で実力を発揮できるようになっていただきたい。
第6回霞が関法科大学院生インターンシップの実施について
https://docs.google.com/viewer?url=http%3A%2F%2Fwww.jinji.go.jp%2Fkisya%2F1112%2Fintern23-6.pdf