【米大統領選】サントラム氏撤退、ロムニー氏VS.オバマ氏、無党派層の票の行方がカギに？！

11月の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで2位につけていたリック・サントラム元上院議員が、10日、選挙戦からの撤退を表明した。これをうけて、首位を走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の共和党候補者の指名が、確実になった。ファイナンシャル・タイムズ・ドイツ語版が11日、報じた。

民主党にも共和党にも登録されていないアメリカ人の数は、ワシントンでの民主党と共和党の間のもめ事を軽蔑するかのように、同じテンポで成長している。この無党派層の有権者は、イデオロギー的な型ではなく、実用的な解決策を欲している。

Image:Ars Skepticaロムニー氏は、企業再建の専門家、ソルトレイクシティでのオリンピックの主催者として、特に経済問題における客観的な問題解決を提示できるよい経歴を持ち合わせている。だが、ロムニー氏が彼の強みを発揮できたとしても、十分ではない。

重要なのは、経済を立て直すのに、有権者がどの候補者を信用するかである。公平を求めるオバマ大統領の要求は、左よりの有権者の支持を得られるかもしれない。11月6日の大統領選で勝利するためには、有権者により多くの可能性を与え、とにかく信用性を提供することである。



ファイナンシャル・タイムズ・ドイツ語版（FTD）
http://www.ftd.de/politik/international/:herausforderer-romney-obamas-gefaehrliches-spiel/70020845.html