職業訓練と中小企業の振興の分野におけるプロジェクトの支援
1日に行われたミャンマー(ビルマ)の連邦議会の補欠選挙において、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏率いる野党、国民民主連盟(NLD)は、約90%の支持率を得た。
これを受けて、ドイツ連邦経済協力・開発相のディルク・ニーベル氏(自由民主党;FDP)は、ミャンマー(ビルマ)を支援する旨を表明した。シュテルン誌オンライン版が3日、報じた。
ニーベル開発相は、「新オズナブリュック新聞(Neuen Osnabrücker Zeitung)」に、
「私は、職業訓練と中小企業の振興の分野におけるプロジェクトの支援を考慮している。また、原料のパートナーシップがミャンマー(ビルマ)の経済成長を持続させるのに貢献するはずだ。」
と、語った。
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Burma Democratic Concern (BDC)アウン・サン・スー・チー氏は下院議員に就任
今回の補選で改選された議席は、上院(定員224)、下院(定員440)のほんの一部にすぎず、両院ともに軍事政権に近い議員が過半数を占めている。議会におけるリーダーシップの優位性に変更はない。重要なのは、新政府が改革路線を真剣に取り組んでいるというシグナルである。
軍事政権下で15年近く、断続的に自宅軟禁下に置かれたスー・チー氏自身は下院議員に就任する。
シュテルン誌(Stern Online)
http://www.stern.de/news2/aktuell/niebel-will-nach-suu-kyis-wahl-zusammenarbeit-mit-birma-1808721.html