600人以上の市民がブロック
ドイツとポーランドの国境に位置するフランクフルト(オーダー)で、24日、ネオナチの集会に対し、600人以上の市民が市内で座り込みをしてブロックした。180人の極右過激派の政治集会に対し、1000人の警察官が投入された。
極右過激派たちは、端の方に押しのけられ、わき道や裏道しか通れなかった。マーティン・ヴィルケ市長(無所属)は、
「まさに、わき道、裏道こそが、彼らの居場所だ。」
と、語った。
ドイツとポーランドの同盟がネオナチに対する抗議行動を呼びかけた。フランクフルト(オーダー)の学生、労働組合、教会、政党、ユダヤ人社会が呼び掛けに応じた。
警察当局によると夜までに逮捕されたものはいなかったようだ。小競り合いもなく、平和にことが終わったもよう。もちろん、警察は座り込みに対しては、何の措置も講じなかった。
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sebibrux市民が勇気を示した
市財務相のヘルムート・マルコフ氏(左翼党;Linke)は、
「デモ参加者は、多くの勇気を示した。ナショナリズムの居場所はない。それをわれわれは、今日示したのだ。」
と、語った。
市労働相のギュンター・バアスケ氏(社会民主党;SPD)は、自身も抗議に参加し、
「フランクフルト(オーダー)は、ヨーロッパの平和のかけ橋である。新旧ナチスに委ねるところは、どこもない。」
と、語った。
フォークス誌(Focus Online)
http://www.focus.de/politik/deutschland/demonstrationen-protest-gegen-neonazi-aufmarsch-in-frankfurt_aid_727389.html