“軟禁状態”のホワイトハウスでの生活
今月20日に放送された米コメディアン、デイヴィッド・レターマンが司会のトーク番組に、米国ファーストレディ、ミシェル・オバマが出演した。その中で、時々ホワイトハウスを抜け出し、スーパーマーケットなどに買い物に行くのが、唯一の息抜きであったと語った。
image by AN HONORABLE GERMANそんな“お忍びショッピング”をしていた時、洗剤が並ぶ通路で小さな女性が身長約183cmの大統領夫人に近づき、彼女の手の届かないところにある商品を取ってくれるよう頼んだ。ベースボールキャップとサングラスで変装(?)している夫人のことを、その女性は全く気づかなかったようである。
オバマ夫人は、
とても気持ちがよかった。彼女は私が誰だか全くわからなかったの。
とコメントした。
選挙資金集めに内助の功を発揮
The Telegraph紙によると、この番組のインタビューは大統領夫人がニューヨークで催された今回の選挙資金を集めるための夕食会の少し前に収録された。
オバマ氏には大統領としての任務があり、米国中を回って資金集めのための行事には参加できない。そこで夫の代わりを務めるのがファーストレディの大切な役目である。資金集めにはファーストレディの方がバイデン副大統領よりも、より強力な「呼び物」になる。
今月だけでも、すでに7つの資金集めのための行事で演説したミシェル・オバマ大統領夫人。演説の最後はいつも、大統領への賛辞で締めくくる。
回りではいろいろな“騒音”がありますが、それで取り乱すことなど一度もなく、黙々と前に進み続けるのです。なぜなら彼は、我々が共有するこの国に対する確かな展望を持っているからです。
・The Telegraph