ネットが有権者と政治家をつなぎ始めている
「ネット選挙で政治家消滅?」
何とも過激なタイトルのコラムが雑誌「Voice」のサイト「Voice+」に掲載された。執筆したのはイレギュラーズアンドパートナーズの山本一郎代表取締役。
山本代表取締役はネット選挙が解禁されていない現状について、有権者が政治家にコンタクトする窓口として機能し始めており、候補者選びにブログでの主張も参考にするなど、通常は政治家がネットを活用しているが、選挙時だけ利用を問題視するのは難しいと指摘する。
四半世紀かけて議論を積み重ねれば…
このようにネットが政治に大きく影響を与える可能性が出てきたことで、国民が政治を変えるための創造的なアイディアを実現できる素地が与えられたと考えられるという。
ただ、すぐに直接民主制の実現やポスト二大政党制や小選挙区制の定着の流れが変化するとは考えにくいが、四半世紀かけて国民が議論を重ねれば民意を確実に反映できる政治の実現も夢ではないかもしれないというのが山本取締役の主張のようだ。
「Voice+」ネット選挙で政治家消滅?