原発事故による被害
東日本大震災による被害は色濃く、いまだに行方不明の方、避難所生活を送る人々がたくさんいます。
そのような中、さらに追い討ちをかけるように福島第1原発の事故による放射性物質の問題は、日本人に大きな不安を与えています。そして、とうとう、セシウムに汚染された稲わらを食べた牛肉が市場に出回っているという事態にまでなりました。
購入した牛肉は安全?
牛肉への不安が深まる中、独立行政法人「家畜改良センター」では、肉の個体識別番号を入力すれば、問題の稲わらを食べた牛かどうかがわかる「牛肉の放射性物質に関する検索システム」を提供しています。
これにより、回収対象の牛肉であるのかどうか、追跡検査対象の牛肉であるのかどうかを確認することができます。画面は宅配便の追跡システムのような簡単な画面ですが、食の安全を守るとても重要なシステムです。
牛肉の放射性物質に関する検索システム
http://www.id.nlbc.go.jp/rsSearch.php4