何人目の首相?しらないと苦笑
29日、民主党の新代表に野田佳彦財務相が選ばれた。それによる海外での反応は夫々だが、米国務省の報道官は度々の交代劇に関しての記者からの質問に笑いをこらえきれずという一幕もあった。それについて30日には釈明会見を行っている。
コメントはいつも同じでウンザリ
29日の会見で、野田次期首相について米国務省のヌーランド報道官は、記者から「何人目の首相だ?」との質問に「知らない。何人目?」と苦笑した。
また記者が、日本の総理大臣が交代のたびに同じコメントを読み上げていることについて触れ、冗談風に「いつも同じだと抗議しないと」というと、笑いをこらえきれなくなったという。
今回の会見では、野田次期首相についてのコメントは避け、アメリカ側も「日米同盟は次の首相とも緊密な協力を継続していく」
という、定型文のようなコメントを出した。
“苦笑会見”について、30日にヌーランド報道官は会見を開き、記者の発言に笑ったがタイミングが悪かったと述べ、日本の政治手続きには敬意を払っているとの釈明をした。
U.S. Department of State
http://www.state.gov/Youtube:新首相「5年で6人」米国務省の会見で苦笑い
http://www.youtube.com/watch?v=2iTcna8ZBc0