赤―黒連立政権の誕生
ベルリン特別市(州に相当)議会選挙から2か月余りがたち、社会民主党(SPD)とドイツキリスト教民主同盟(CDU)の赤―黒連立政権がベルリンに誕生した。
クラウス・ヴォーヴェライト市長(SPD)は9月の選挙で3期目の就任を果たし、社会的、政治的な継続を保持するために、CDUを連立パートナーとして選んだ。
CDUもSPDと同じように、社会的テーマに重点を置いている。ヴォーヴェライト市長は、政治的立場の決定に関して、この機会を生かすつもりである。彼の言葉によれば、
われわれは、ベルリンを豊かにし、セクシーさが失われないようにしたい。
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Klaus Wowereit / abbilder管轄省庁を決定するにあたっての駆け引き
15日の夜、11時間にもわたって、ヴォーヴェライトとCDU代表のフランク・ヘンケルの間で話し合いがもたれた。今後の政策については、比較的短時間でクリアされたが、管轄省庁のアレンジには、相当な時間を費やした。
両者にとって大事だったのは、連立パートナーの比率を反映することだった。9月18日に行われた市議会選にて、CDU は、23.4%、SPDは28.4%の得票率だった。
結局、SPDは、市長のほかに、文化、財務、都市開発・環境、教育・科学・青少年、労働・移民・婦人を管轄する省庁を担当することとなった。CDUは、内務省、法務・消費者保護、保険・社会、それと、経済、技術、研究のような将来性のある管轄を受け持つ。
大臣の決定は、11月24日にヴォーヴェライトが市長に再選した4日後の11月28日以降になる。
ヴェルト誌(Welt Online)
http://www.welt.de/politik/deutschland/article13720574/Berlin-soll-sexy-bleiben-aber-reicher-werden.htmlYahoo!ドイツ
http://de.nachrichten.yahoo.com/spd-cdu-einigen-berlin-regierungsbildung-062034063.html