災害時の法律を知っておく
3月11日に発生した東日本大地震は、未曾有の津波を引き起こし、たくさんの人の家や財産、命を奪いました。また、その後の福島第一原発事故に伴い、現在進行形でさまざまな問題が噴出しています。このような災害時に適応される法律を知っておくことは非常に重要です。
ハンドブックWeb公開
このようなときに適用される法律や行政手続き、雇用、子供の支援などについて、関東弁護士会連合会が詳しく解説した「Q&A災害時の法律実務ハンドブック」がインターネット上で無料公開されています。
ハンドブック自体は平成18年に新日本法規出版が刊行しましたが、現在売り切れています。そこでインターネットでの公開という形になりました。
重要な内容ばかりです
被災者生活再建支援法や、災害復興基本法のほか、生命保険や損害保険などについて記載されています。特に気になっている人も多いと思われる雇用について、被災理由による欠勤についてや内定の取り消しについてなど詳細に書かれています。この震災で何らかの影響を受けている人たちにとっては重要な内容になります。
Q&A災害時の法律実務ハンドブック
http://www.sn-hoki.co.jp/shop/zmsrc/qa50593/mokuji.htm