都条例に反対と賛成の中間
東京都知事選挙への出馬を明らかにした、元宮崎県知事の東国原英夫氏は、3月23日に自由報道協会(仮)が開催した記者会見に出席し、性表現が過激な漫画やアニメの販売を規制する、東京都青少年健全育成条例改正案について「漫画、アニメを過剰に規制すると産業が縮小するでないか」という慎重な意見を述べた。
会見は自由報道協会(仮)が主催となって開催されたもので、ニコニコ生放送でも中継された。会見のなかで東国原氏は、条例について「反対と賛成の中間の立場」としながらも、コンテンツ産業の縮小や、審議の公正、公平性など慎重に議論すべきという意見を述べた。
「東京からムーブメントを」出馬を決意
会見のなかで東国原氏は、記者からの「東京都青少年健全育成条例正案に賛成か反対か、反対の場合、どのように条例を廃止するのか」という質問に
反対と賛成の中間の微妙な立場。条例がすでに通って、行政の中に入らないと判断材料がない
と、述べた上で、この問題に対し
コンテンツ・アニメ産業の経済という視点で語られるべき。あまり規制してしまうと、産業が縮小してしまうのではないか。また、そうしたものに手を伸ばす・伸ばさないは、教育の問題ではないか
と、述べた。
また、可否を判断する審議委員会についても
本当に公正・公平な立場の方たちなのか。目に見える形で議論し、慎重な運用をしていくべき
と、慎重な姿勢を強調した。
なお、東国原氏は都知事選出馬を決意した理由について、日本が元気がないのは都市部の衰退にあるのではないかとした上で
東京からムーブメントを起こし、日本全体に拡散していくことをやるべきと考え、出馬を決意した
と、述べている。
ガジェット通信『東国原氏、漫画やアニメを「規制しすぎると産業が縮小する」』
http://getnews.jp/archives/106129ニコニコ生放送「東京都知事選予定候補 東国原英夫氏記者会見 主催:自由報道協会」
http://live.nicovideo.jp/watch/lv44065192※タイムシフト機能で、3月30日まで視聴可能(要アカウント登録)
そのまんまHOME 東国原 英夫 オフィシャルサイト
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