22日、衆院本会議で今国会の会期の
70日間延長(8月31日まで)が、
民主・
国民新・
共産・
社民・
みんなの各党の賛成多数で決まった。
自民・
公明・
たちあがれの各党は反対した。
21日には、
民自公の3党の
幹事長が延長を50日間にする合意文書をまとめていたが、
菅首相がこれに猛反発、結局、70日延長で押し切られる形となった。これにより、
菅首相は当面
8月まで続投することになる。
しかし、自公両党は首相の早期退陣を求めているため、今後の国会の課題、
公債特例法案・
第2次補正予算案・
再生可能エネルギー促進法案において、両党の協力が得られなくなり、またもや国会は混乱しそうだ。これでは、「
被災地置き去り」との批判もやむを得ないだろう。
Twitterでも与野党問わず菅首相批判続々
山本一太自民党参院議員は、会期延長自体には反対しないとしつつも、
何のために70日間要るのか(中略)つまり、菅総理の延命策だ。退陣を表明している総理は与党内でも求心力ゼロ。
と、ツイートした。
また、自民党議員として、唯一
河野太郎・
岩屋毅両議員が
造反して会期延長に賛成したことについて、
長島昭久民主党衆院議員は、
見事な決断だ。それに引き換え、こちらはどうだ。こんな酷いドタバタ劇の片棒担いだまま動けず。慚愧に堪えない。
と、無念のツイート。
04年の自衛隊イラク派遣において「
ヒゲの隊長」として活躍した、
佐藤正久自民党参院議員は、70日間の延長によって、第3次補正予算案が先送りになることについて、
ふざけるなといいたい(中略)50日の延長でも長いくらいだ。復興のためには第3次補正が必要なのに。国会運営では菅首相が障害
と、怒りのツイートを投稿した。
山本一太 on
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Twitter佐藤正久 on
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