内閣支持率21%
菅内閣の支持率下落が止まりません。支持率が3割を切ると政権維持の危険水域と言われますが、各種世論調査では3割を大きく下回り、2割を切る勢いです。時事通信社が10~13日に実施した世論調査は以下のような結果となっています。
時事ドットコムによると
菅内閣の支持率は前月比6.8ポイント減の21.0%に続落した。不支持率は同8.6ポイント増の60.4%で、いずれも6月の内閣発足後最悪となった。
となっており、菅内閣発足以来最低の21.0%となっています。
政党支持率も、民主党が13.8%、自民党が17.8%と自民党に逆転されたままです。下落の原因は小沢氏の国会招致問題や、閣僚の失言、2閣僚に対する問責決議案などとされていますが、尖閣問題の対応など以前からの悪いイメージを払拭するような期待が持てない点なども指摘されています。
菅首相の沖縄訪問など、今後も解決困難な問題を多く抱えており、民主党単独での支持率回復は難しいとの見方が大半を占めます。調査は全国の成年男女2000人を対象に個別面接方式で実施されたもので、回収率は66.2%というものでした。
時事ドットコム「【図解・時事世論調査】内閣支持率の推移(2010年12月17日更新)」
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_pol_cabinet-support-cgraph