政治の生き残る道は「大連立」か?
内閣支持率の低下に加え、ねじれ国会のため、安定した国会運営を行うこともできず、民主党政権を維持することは難しくなってきています。公明党や社民党との連立も不調だと伝えられており、兼ねてより噂されていた、自民党との大連立が現実味を帯びてきました。
首相、総裁、会長の動き活発に
民主党によると
硫黄島の遺骨収集に関し、森元首相も熱心に取り組まれていたので、超党派で取り組むことで一致したことを明らかにした。
と、8日菅首相と森元首相が会談を行いました。会談の内容は硫黄島の遺骨収集に関するものと発表されていますが、大連立に関する内容も話されたのではないかと憶測を呼んでいます。
同日には、自民党の谷垣禎一総裁と読売新聞グループ本社会長の渡辺恒雄氏が大連立に関する会談を行っています。さらには、会談の内容は明らかにされていませんが、小沢元幹事長や鳩山元首相らも会談を行っています。
森元首相、渡辺恒雄氏、両氏とも自民党の福田政権時に大連立を実現しようとしており、今回の一連の動きも大連立への布石なのではないかとの見られています。
民主党「【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶらさがり、仙谷官房長官会見」
http://www.dpj.or.jp/news/?num=19457