オバマ大統領のブレーン語る
オバマ現大統領が大統領選挙の際にTwitterなどインターネットを大いに駆使して、選挙戦を勝ち抜いたことは有名です。そのネット戦略を構築、推進したマイケル・スレイビー氏が初来日し、インタビューに答えました。
現在は、PR・コミュニケーション企業のグローバルチェアという肩書きを持っているスレイビー氏が、ネット選挙の戦略について語りました。
本物であれ
インタビューによれば、選挙戦の最中、Twitterでのつぶやきは、オバマ氏本人が投稿しているかどうかも注目されましたが、実際には、スタッフが管理していたとのことです。
しかし、オバマ氏本人にも、送信されるメッセージの内容はしっかり伝わっていたとのことです。web担当者フォーラムの記事によれば、スレイビー氏は、
メッセージが本物である(authenticity)ことはとても重要です。
と語っています。
日本でも根付くか
候補者本人は地元への挨拶、演説など選挙期間中は時間に追われ、非常に忙しい日々をすごします。それを質の高いスタッフがうまくサポートしてこそ、はじめてネット選挙は成功するのです。
日本でもネット選挙解禁は、いずれ果たされるものと考えられますが、インターネットをうまく活用するには、優れたスタッフを用意することが候補者たちに求められるでしょう。
web担当者フォーラム 「ソーシャルで重要なのは「だれが」よりも「メッセージが本物であること」/オバマ大統領選でデジタル戦略を率いたマイケル・スレイビー氏」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/11/29/9221