ソーシャルメディアの新たな武器
北アフリカでの一連の革命運動が実を結ぶかどうかは別として、今回の騒動の副産物として、ソーシャルメディアに新たなサービスが登場した。
スピーク・トゥー・ツイート(speak-to-tweet)
エジプトでは、デモの拡大を防ごうと、インターネットや携帯電話の回線が遮断される事態となっている。しかし、ネット回線などなくとも、Twitterに投稿できるシステムが、speak-to-tweetだ。
このサービスの生みの親は、Google、Twitter、そして、Googleが新たに買収したSayNowという情報技術ベンチャー企業のエンジニアたちだ。
使い方は簡単
あらかじめ用意されている国際電話番号に電話し、留守電と同様、メッセージを吹き込むだけ。それがそのままTwitterに載せられるという仕組みだ。
メッセージは、Twitterで読めるだけでなく、オリジナルの音声で聞くことも可能だと言う。
サービス開発者の想い
SayNowの創業者Ujjwal Singh氏と、Googleの中東・北アフリカ担当プロダクトマネージャーAbdelKarim Mardini氏は、公式ブログで以下のような声明を出している。
この苦境においても、エジプトの人々が世界とつながっていける助けになりたいと願っている。私たちの想いは、彼らとともにある
政治的動乱から生まれたソーシャルメディアの工夫Google公式ブログの声明